こんにちは、金子です^^
熱海の大規模な土石流での行方不明者捜索の様子が連日ニュースで報道されていますが、ペットも被災し、避難した飼い主と離ればなれになるケースが相次いでいるとのこと。
人の捜索活動の迷惑になると懸念して「ペットを救出して」と言い出せない被災者は少なくないそうです。
ペットの救出に関わる団体は「遠慮せずに声を掛けてほしい」と促しているそうです。
地域猫への不妊去勢手術や保護活動に取り組む熱海市のNPO法人「くすのき」さんは、11日までに猫を中心に50匹を救出したそうで、被災者が落ち着くまで「猫ハウス テンプルキャット」(咲見町)で一時保護しているそうです。
SNS等で支援物資の協力を呼び掛けたところ、すでに置き場所に困るくらいの物資が各地から届いているそうで、被災ペットたちに配布もしているとのこと。
物資は今のところ確保できている為、今後は猫・犬の受け入れなどに使うための支援金の寄付を検討してもらえれば・・・とのことです。
人の捜索活動が続けられる中で「(被災した飼い主が)動物のことを口に出しづらい状況がある」と同NPOのスタッフさん。
飼い主からの依頼に加え、近隣住民からの情報も頼りに救出活動を行っているそうです。
10、11日には、被災地での活動経験が豊富な一般社団法人「民間災害時動物救済本部」(東京都)がNPOの要請で現地入りし、飼い主の心境を「ペットも家族。一緒に逃げられず、自宅に置いてきてしまったことを後悔している」と指摘。
「飼い主への寄り添いが大事」と語り、救出に奔走してくださっています。
被災現場に取り残されたペットはまだまだいる一方、一時保護スペースが不足してきているため、スペースの提供の協力も呼び掛けているそうです。
ペットを飼ったことのない人には理解されにくいであろう飼い主の気持ちに、ここまで寄り添って考えて行動してくださってる方々がいることは本当に心強いと思います。
ですが、現時点でのペットに関する相談件数が少なすぎるそうで、熱海市のNPO法人「くすのき」さんでは「遠慮なく連絡してほしい」と呼び掛けているそうです。