早期発見が大切!
2021年08月19日
こんにちは、金子です^^
先日のブログに書かせていただいた、わが家の愛猫ハチの病気「門脈シャント」の話。
ハチはたまたま早期発見できて早期治療が開始できましたが、猫の門脈シャントは症状が出にくい上に、通常の血液検査でも異常が見つかりにくいという、獣医さんでも診断が難しい病気だそうです。
なのにハチはどうして早期発見できたかというと・・・
最初に出た症状は「ヨダレ」でした。
ただヨダレの出かたが、2~3時間ごとに気分が悪そうにダラダラと垂らしていて、普通ではないなと感じ、翌朝すぐに病院に連れて行きました。
その時点では原因が分かりませんでしたが、血糖値が少しだけ低かったことと、やはりヨダレの出かたが異常だということで即入院。
4日間の入院中の、最初の血液検査では大した異常は見つからず・・・
しかし、その病院の先生が猫の門脈シャントの経験が豊富だったおかげですぐに通常よりも項目を増やして血液検査をした結果、2度目の検査でアンモニアの数値異常が分かり、さらに項目を増やした検査で総胆汁酸の数値異常が見つかりました。
アンモニアと総胆汁酸の数値異常=門脈シャントを疑う初見とのことでした。
門脈シャントかどうかの診断はCT検査をしなければなりませんが、でもその前に的を絞って、門脈シャントの症状を緩和できる内科治療を始めることが出来て、ハチの症状は回復していき、CT検査も、1回目の手術も最短で受けることができました。
↓の動画は、内科治療は始めた頃でアンモニアの数値はとても高い状態の時ですが、普段は一見ただただ元気な子猫にしか見えません。
病気が進んで症状がひどくなってしまってからでは手の施しようがなくなってしまう可能性もあるそうで、早期発見、早期治療が大切だと思いました。
1回目の手術を終え、アンモニアの数値が正常値に戻ってきたハチは、以前にも増して元気いっぱい!
内科治療と食事制限を毎日頑張ってくれています^^
またこのブログでハチの近況報告させていただきますね♪